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アメリカ政府は、ラオスの実質的な最高指導者であるチュンマリー・サイニャソーン(Choummaly Sayasone)氏とアメリカ大統領であるバラク・オバマ氏がニューヨークで会談を実施したことを発表した。
アメリカ政府とラオス政府は、今年で外交関係樹立60周年を迎えている。この60周年を祝うための様々なイベントを実施しているが、このイベントの一環として今回の会談が実施された。会談には両者の妻が同席し、両国の関係強化施策などについて話し合われた。
アメリカ政府はラオス政府への支援を活発化しており、日本政府と共同で不発弾除去の支援、留学生受け入れ、医療技術向上のため研究室などの設備提供、麻薬防止を行うためのノウハウおよびトレーニングの提供、核技術の提供などの幅広い分野における支援を実施している。特に近年では、アメリカ政府の対中国軍対策の一環として、軍事連携も強化している。
ラオス政府もこれらの支援を積極的に受け入れており、今後も両国の関係は強化される見込みである。