日本はラオスと環境分野で協力覚書に署名、GHG排出量削減の実施等

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日本の環境省とラオス人民民主共和国の農業環境省は、環境に関する協力覚書に署名したことを発表した。

日本の環境省は、ラオス人民民主共和国とは、2023年に同国で実施された日ASEAN気候変動閣僚級対話(AJMDEC)で発足した日ASEAN気候環境戦略プログラム(SPACE)のもとで、同国の気候変動対策に関する長期戦略の策定を支援するなど、環境分野における交流を深めてきた。

今回は、9月3日、マレーシア・ランカウイ島において、浅尾慶一郎日本国環境大臣とリンカム・ドゥアンサヴァン・ラオス人民民主共和国農業環境大臣との間で、気候変動や公害防止等に関する両国の協力を進めるため、環境協力に関する協力覚書の署名を実施した。

署名された覚書では、気候変動・公害防止分野・生物多様性などに関連する領域のうち相互に確認されたものから決定される。具体的には、気候変動の分野に関しては『国が決定する貢献(NDC)』『透明性とGHG排出量削減の実施』『二国間クレジット制度(JCM)を含むパリ協定6条の実施』『国家適応計画(NAP)』『損失と損害』、公害防止分野に関しては『大気汚染管理』、生物多様性に関しては『生物多様性国家戦略及び行動計画(NBSAP)の実施』の分野が対象となる。

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