ラオスでデング熱と食中毒に注意喚起、コロナと区別がつかない場合も

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在ラオス日本大使館は、ラオス現地ではデング熱患者が増加する時期になったことにともない、防蚊対策に留意するように呼び掛けている。

ラオスではデング熱の危険性が年々高まっており、公衆衛生上大きな問題となっている。デング熱を媒介するネッタイシマカはラオス全域に分布しており、年間を通じてデング熱患者が発生しているが、通常は5月から10月の雨期に感染がピークに達しており、昨年は首都ビエンチャンでは5月25日から31日頃から患者数が増加傾向となっていた。

そのため在ラオス日本大使館では、デング熱対策として『規則正しい生活、睡眠と十分な栄養を摂取して抵抗力をつけましょう』『薄い色(白色)の長袖、長ズボンを着用し、できるだけサンダル履きは避けましょう』『DEETやピカリジン等の有効成分を含んだ蚊の忌避剤を使用し、蚊に刺されないように心掛けましょう』『住居周辺の水溜まり(側溝、鉢植え、轍やタイヤ)は蚊の幼虫の発生源となるので、環境改善に努めましょう』『蚊が部屋にいるときは即効性の高い殺虫剤をスプレーして蚊を駆除しましょう』と呼びかけている。また、38度以上の発熱、頭痛、筋肉痛、関節痛、疲労感等の症状がある場合はウイルス性感染症である可能性が高く、特に発病初期のデング熱、新型コロナウイルス、インフルエンザなどは症状からの鑑別が困難である事も多いため、医療機関を受診するように呼び掛けている。

また、首都ビエンチャンでは食中毒(感染性腸炎)患者が増加している模様であるとして、食中毒にも気を付けるように呼び掛けている。

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