三菱地所がジャカルタでオフィスビル開発、インドネシア初進出

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画像提供:三菱地所(外観完成予想CG)
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日本の大手不動産会社であり総合デベロッパー企業である三菱地所株式会社は、インドネシアに進出し現地企業と共同でオフィスビル開発を行う事を発表した。

今回のオフィスビル開発は、インドネシア現地の大手企業グループの「ゲシット(The Gesit Companies)」と「サンティニグループ(Santini Group)」と共同で実施する。三菱地所は、東南アジアの自社子会社を通じて、ゲシットとサンティニグループが出資する特別目的事業体WINDAS社の株式を取得する形で事業へ参画する。

開発するオフィスビルは、ジャカルタの中心地に建設するものとなり、地上46階建て、総延べ床面積が約13万平方メートル、総事業費約270億円となる大型の開発案件である。三菱地所は、三菱地所グループの三菱地所設計・三菱地所プロパティマネジメントなどと協力したうえで、日本国内の丸の内などで経験してきたグループのノウハウを提供していく。開発スケジュールは、2017年下半期からの着工を予定しており、竣工は2020年中を予定している。

三菱地所は、既にタイ・シンガポール・マレーシア・ベトナム・ミャンマーに進出しており、今回のインドネシア進出によりアセアン地域においては6カ国目の進出となる。三菱地所は、今後もグループのノウハウを活用し不動産事業のグローバル展開を実施していく方針である事を表明している。

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