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インドネシアの首都ジャカルタ近郊にあるタンゲランにおいて「インドネシア国際オートショー2016(GAIKINDO INDONESIA INTERNATIONAL AUTO SHOW 2016)」が開催された。
この自動車ショーは、東南アジアで最大の自動車市場であるインドネシアで開催されるため、海外の大手自動車メーカーや部品メーカーなどの約360の企業等が出展している。日本の各自動車メーカーも出展しており、新型モデルを発表している。トヨタ自動車は7人乗りの小型のミニバンを発表し、三菱自動車工業は来年発売予定の新型車を紹介した。その他の会社も新型車を発表しており、インドネシアで人気が高い多目的スポーツ車(SUV)の特徴を盛り込んだ車となっている。各社とも、インドネシアで急増している中間層が購入する事が十分に可能な車である事をアピールしていた。
インドネシアでは経済成長が減速したことにより、2015年の売上高が約16%減少している。しかしながら景気が回復しておりインドネシア政府も車を購入する際の優遇措置などを講じている事もあるため、今後の自動車市場は堅実に成長すると見込まれている。そのため、日本を含めた海外自動車メーカーは今後もインドネシア市場へ注力していくとみられている。