三菱日立パワーと三菱商事はインドネシア電力会社から発電設備を受注

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画像:三菱日立パワーシステムズのHPより
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三菱重工業と日立製作所との火力発電事業である三菱日立パワーシステムズ株式会社(MHPS)は、三菱商事株式会社と現地の建設会社と共同で、インドネシアの国営電力会社PT. PLNが新設する発電設備を受注したことを発表した。

今回受注した発電設備は、PT. PLNのタンジュンプリオク(Tanjung Priok)発電所敷地内に新設する出力88万キロワットの大規模な天然ガス焚きガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電設備となる。三菱日立パワーシステムズが供給する設備は、GTCC発電設備の主要機器となるM701 F4ガスタービン2基、排熱回収ボイラー2基、蒸気タービン1基および付帯設備一式となる。発電機の供給は三菱電機、据付工事はWASA、土建工事は他の現地企業が担当することとなる。この新設プロジェクトは、インドネシア政府が経済成長に伴い急増する電力需要を満たすために進めている3,500万キロワットの電源整備計画の一環であり、運転開始後は、首都周辺の旺盛な電力需要に対応する。

三菱日立パワーシステムズは、今後も本件を通してインドネシア電力市場でのプレゼンスの向上を目指すとともに、今後も、高い燃費効率を誇るGTCC発電設備の市場浸透に一層力を注いで、資源の有効利用と環境負荷の低減に貢献していく方針であることを表明している。

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