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日本の国土交通省は、インドネシアにおける更なる都市高速鉄道の整備を促進し、ジャカルタMRT東西線の整備に関する日尼協力を推進するため、インドネシア運輸省との協力覚書を締結した。
国土交通省の見解によると、インドネシアではジャカルタ都市圏における深刻な交通渋滞を解消するため、ジャカルタMRT(都市高速鉄道)の整備を進めており、2019年には日本の支援によりジャカルタMRT南北線フェーズ1(レバックブルスーブンデラン HI)が開業し、現在では延伸区間の工事が進んでいるところであるとしている。この南北線に続き、ジャカルタMRT東西線の整備も計画されており、現在では日本の円借款により基本設計が進められているとしている。
そのため、この東西線に関してインドネシア運輸省と協力覚書を締結することとなった。国土交通省では、この覚書に基づき、日本の知見・経験を共有するとともに、日本の質の高いインフラ輸出に貢献していく方針である。