日本はインドネシアとジャワ島北幹線鉄道高速化事業で準備調査の合意

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画像提供:在インドネシア日本大使館
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在インドネシア日本大使館は、ジャワ島北幹線鉄道高速化事業のサマリーレコード署名式が9月24日に開催されたことを発表した。

現在のジャワ島北幹線鉄道は、首都ジャカルタとインドネシア第二の都市スラバヤを約9時間で結んでいるが、人口増加と経済の活性化に伴って都市内と都市間道路での渋滞が深刻化しており、短時間で大量の旅客移動を可能にする都市間の鉄道を整備する必要性が高まっていた。そのため日本政府は、この事業を支援するために、インドネシア側に事前準備調査を行うための調整を続けてきたが準備調査に関しての合意が得られたことにより、署名式が行われることとなった。

開催された署名式には、日本側からは石井駐インドネシア日本国大使と山中JICAインドネシア事務所長が、インドネシア側からはブディ運輸大臣とバスキ公共事業・国民住宅大臣の立ち会いのもとで、在インドネシア日本国大使館経済公使と川端JICAインドネシア事務所次長、ズルフィクリ運輸省鉄道総局長とスギアルタント公共事業・国民住宅省道路総局長(イワン橋梁局長代理署名)により署名が実施された。今回のサマリーレコードで確認された前提条件を踏まえて、ジャカルタ・スラバヤ間を最高時速160km,所要時間5.5時間で結ぶ準高速鉄道の実現に向けた事業準備調査がインドネシアと協力して進められていく予定である。

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