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首都のジャカルタにて9月3日から9月7日までの間に住宅展示会(Pameran Rumah Rakyat Expo 2014)が実施されていた。今回の展示会では中所得者向けに安価な住宅を提供することを促進として、公営住宅省の主催により実施されていた。
インドネシアは中所得者層が近年増加しており、中所得者層は手が届く範囲の金額での住宅購入を希望する声が多数挙がっていた。従来の住宅販売会社は、主に高所得者向けに高級な住宅を提供していたが、中所得者層からの安価な住宅供給の声が多数挙がっているために、近年は安価な住宅の提供を開始し始めた。しかしながら、高所得者層向けの住宅と違い、安価な住宅では利益があまり出ないため、安価な住宅の供給があまり進まない状況であった。そのため、政府の主催により今回の住宅展示会が開催された。
今回の住宅展示会は、第1回目のをジャカルタにて実施したが、今後は同様の展示会をメダン、パレンバン、スマラン、ポンティアナックなどのインドネシアの主要都市(10箇所ほどの予定)で開催される予定である。インドネシア政府は国民全員に、住宅を提供することを目標としているため、インドネシアの住宅産業は発展する見込みである。