三菱東京UFJ銀行がインドネシア5位の商業銀行の筆頭株主へ

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画像:ダナモン銀行のHPより
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株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループは、子会社である株式会社三菱東京UFJ銀行がインドネシアの地場商業銀行である「PT Bank Danamon Indonesia, Tbk(ダナモン・インドネシア)」の株式を段階的に取得し、最終的には筆頭株主になる予定である事を発表した。

三菱UFJフィナンシャル・グループでは、インドネシア現地におけるビジネス展開を積極的に進めており、事業内容の多様化に取組むとともにグループ傘下の商業銀行を通じてアジアの有力銀行との戦略的提携を通じてこの地域の商業銀行業務を強化してきた。インドネシアでの事業は50 年の歴史を有しており、三菱東京 UFJ 銀行としてはジャカルタ支店・スラバヤ出張所やその他の 9 つの出張所を有している。インドネシアはASEAN 最大の経済規模を誇っており、今後も更なる経済成長が期待されている。そのためMUFGグループは、当期利益でインドネシア第5位の大手商業銀行であるダナモン銀行の株式取得を行う事を決定した。

この株式取得は3段階に分けて実施される。第1段階では、三菱東京 UFJ 銀行はバンクダナモン発行済株式総数の約 19.9%を取得する。第2段階では、関係当局の許認可を前提として、バンクダナモン発行済株式総数の 20.1%を売り手より追加取得し合計で持分40%へと引き上げる。第3段階では、関係当局の許認可やその他契約上の諸条件の充足を前提として、追加での株式を取得して73.8%以上保有する見込みである。

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