商工中金は日系企業のカンボジア道路整備技術の普及・実証を支援

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株式会社商工組合中央金庫(商工中金)は、カンボジアの道路整備技術の普及・実証事業に取り組む株式会社SPECを金融面から支援することを発表した。

株式会社SPECは、土壌硬化剤「STEIN」の開発製造及び販売を目的に設立された企業である。STEINを用いた道路整備工法は、灌漑・道路問題を解決する有効手段として独立行政法人の国際協力機構(JICA)をはじめとして、多くの国際機関に注目されており、今後は途上国での普及が期待されている。

SPECでは、JICAと業務委託契約を締結し、「カンボジア国土壌硬化剤STEINを活用した灌漑・農業・農村道路整備技術の普及・実証事業」をカンボジア水資源省の協力を得て実施する。商工中金では、このSPECの取組みが、ASEAN地域の新たなマーケットを開拓するだけでなく、途上国への開発支援に貢献する点を高く評価し、本事業に必要な資金を融資することを決定した。

今回の融資は、カンボジアでの道路整備技術の普及・実証事業の実施に必要な運転資金5千万円を融資するものとなる。商工中金では、今後も海外投資情報の提供やビジネスマッチングなど、本業サポートについても積極的に実施していく予定である。

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