環境省とADBはカンボジアへの先進的な低炭素技術導入で連携

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画像提供:アジア開発銀行
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アジア開発銀行(ADB)は、カンボジアの4つの都市における水供給と衛生サービスを改善させるために、5000万ドルの融資を行う事を発表した。この融資には、日本の環境省も協力している。

環境省は、導入コスト高からアジア開発銀行のプロジェクトで採択が進んでいない先進的な低炭素技術がプロジェクトで採用されるべく、ADBに設立した二国間クレジット制度(JCM)日本基金に資金を拠出していた。当該技術の追加コストを軽減することで、アジア途上国における先進的な低炭素技術の普及・拡大に貢献するとともに、JCMでのクレジット化を目指していた。

この活動が進められた結果、新たにJCM日本基金を活用した第二号案件として、カンボジアのバッタンバンにおける先進的な省エネ型排水処理プラントのプロジェクトが承認される事となった。導入される技術は先進的省エネ型排水処理システムとなり、想定される排出削減量は約6,000tCO2/年となる。

今後も環境省とADBはカンボジアと連携し、本プロジェクトのJCMプロジェクト登録に向けた手続を進めていく予定である。

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