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日本の中根外務副大臣とカンボジアのスン・チャントール公共事業運輸大臣は、16日に夕食会を実施し意見交換を行った。
カンボジアのスン・チャントール公共事業運輸大臣は、日本政府が実施している平成29年度事業の招聘支援事業として来日していた。中根外務副大臣はこの機会をいかして、スン・チャントール公共事業運輸大臣との夕食会を実施した。
中根副大臣は、チャントール大臣の来日を歓迎したうえで、カンボジアのフン・セン首相が8月に来日した事は大成功であり、来年の外交関係樹立65周年につながるものであったとの旨が述べられた。また、日本政府はカンボジアの発展を重視しており、特に物流改善・人材育成・都市機能強化などの支援を拡充する方針である事が述べられた。
チャントール大臣は、日本政府が今まで実施してきたカンボジアへの和平・復興・開発に対する支援に関して深い感謝の意が示されたうえで、日本は大変良い協力関係が構築されているとの旨が述べられた。また、日本の質の高いインフラを支持しおり、日本の経験を学び自国の開発に活用していきたいとの旨も述べられた。
カンボジア国内情勢も話題にあがり、最高裁判所によりカンボジアの最大野党が解党された事に関しては日本政府は懸念している事を述べた。チャントール大臣からは、この決定は国内法の適切な執行であるとの見解が述べられた。