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東京海上ホールディングス株式会社は、子会社である東京海上日動火災保険株式会社が、カンボジアの首都プノンペンに駐在員事務所を8月22日付けで開設した事を発表した。
東南アジア地域(ASEAN)の中でも高い経済成長を続けているカンボジアでは、国民の所得が向上するに伴い保険のマーケットも順調に拡大している。また、カンボジア政府では日本などの海外からの投資を積極的に受け入れているため日本企業のカンボジア進出も続いており、今後も更なる進出が見込まれている。
東京海上ホールディングスグループであるタイ国東京海上火災保険株式会社では、メコン地域に進出した日系企業に、提携先の地場損害保険会社を通じて保険サービスを提供するために、メコン室を2015 年に立ち上げていた。しかしながら、カンボジアにおける保険マーケットが更に拡大する事を見込んで、新たにカンボジアの首都プノンペンに駐在員事務所を開設する事を決定した。
今後はプノンペン駐在員事務所を通じて、カンボジアにおける保険マーケットの調査を行い、日本企業を中心とした顧客に対して提携先の紹介を通じた保険商品・サービスを提供していく方針である。