新日鉄住金と住友商事がブルネイで鋼管継手の商業生産を開始

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画像提供:住友商事
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日本の大手鉄鋼メーカーである新日鐵住金株式会社(新日鉄住金)と総合商社である住友商事株式会社は、ブルネイで鋼管継手の商業生産を開始した事を発表した。

新日鉄住金と住友商事は、40年以上の間にわたってブルネイの原油・天然ガス生産大手であるブルネイシェル社へエネルギー開発用のシームレス油井管を納入してきた。この両社はブルネイシェルとの間で、継手加工した油井管の供給に関する契約を締結していた。両社はVallourec Tubes S.A.Sと共同でブルネイに継手加工会社「VAM BRN SDN BHD」社を2014年に設立し、ブルネイシェルへ納入する油井管の生産を行うための各種準備を進めていた。

VAM BRN SDN BHDでは、各種準備が無事に完了した事に伴い、商業生産を11月から開始した。鋼管継手の生産能力は、年間1万8000トンとなる。また、住友商事はVAM社に隣接するストックヤードを併設し、ジャストインタイムでのサプライチェーンマネージメント体制を構築し、2017年1月よりサービスを提供する予定である。

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