ブルネイでヤモリの新種を発見、千葉県立中央博物館の研究員ら

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画像提供:千葉県
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千葉県立中央博物館らは、県立中央博物館の研究員らで構成された研究グループが、ブルネイでヤモリの新種を発見したことを発表した。

県立中央博物館によると、県立中央博物館の研究員である栗田隆気(くりた たかき) 研究員が参加した共同研究グループは、東南アジアで多様化しているマルメスベユビヤモリ(Cnemaspis属)の仲間を初めてボルネオ島北部のブルネイ・ダルサラーム国内で発見し、ホシマルメスベユビヤモリ「Cnemaspis gituen」として新種記載しました。

これまでマルメスベユビヤモリ類は、主にボルネオ島の西部において多く知られる一方、その他の地域の分布状況には不明な点が多かったことから、同島北部からの発見と生息環境の報告は、ボルネオ島におけるマルメスベユビヤモリ類の種多様性を解明するうえで重要な成果であるとしている。

新種記載されたホシマルメスベユビヤモリの研究成果は、2025年12月4日に国際学術雑誌『Zootaxa, 5725(4), 511-532』で公開された。論文タイトルは、『A new species of Cnemaspis (Squamata: Gekkonidae) from Temburong District, Brunei Darussalam』となる。

千葉県立中央博物館の職員の役割は、【ブルネイでの調査と個体の採集、DNA実験と分子系統解析、標本観察と統計処理を含む形態学的な検討を行い、筆頭著者として論文原稿全体の執筆・投稿・審査対応】となる。

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