防衛省防衛研究所の研修団がブルネイ国防省に訪問

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画像提供:在ブルネイ日本大使館
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在ブルネイ日本大使館は、日本の防衛省防衛研究所の研修団が海外研修の一環として6月2日から3日間の日程でブルネイを訪問し、ブルネイ国防省に訪問した事を発表した。

防衛研究所とは、防衛省における政策研究の中核に位置し、自衛隊の高級幹部等の育成のための国防大学レベルの教育機関としての役割を担っている。この機関では、安全保障や戦史に関して政策指向の調査研究を行っており、戦史史料の管理や公開なども行っており、日本にとっての最大の戦史研究センターとしての役割も担当している。

この防衛研究所の研修団は、海外研修としてブルネイに訪問した際に、ブルネイ国防省に訪問した。研修団は、ブルネイ国防省やブルネイ国軍(RBAF)の役割や機能に関する説明を受けた。また、ブルネイにおける国防政策や地域の安全保障環境に関するブリーフィングを受けた事に対して、防衛研究所からは日本が直面している地域の安全保障課題に関する説明を実施した。

防衛研究所がブルネイ国防省に訪問し、意見交換を実施する事は初めての事となる。日本政府では、中国政府が南シナ海問題に関連しアセアン各国政府と軍隊への働きかけを強めている事を警戒している。そのため日本政府も、ASEAN加盟国の各国の軍隊とのリレーションシップを強化するための活動を積極的に実施している。

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