愛知県は国家特区の設立で外国人留学生の日本企業への就職を推進

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愛知県は、「愛知県国家戦略特別区域・海外大学卒業外国人留学生就職活動支援事業」を開始し、一定の要件を満たす外国人留学生に就職活動継続のための在留資格「特定活動」を特例的に認める取り組みを進めていくことが明らかになった。

愛知県では、大村秀章知事が9月10日に開催された内閣府の第13回愛知県国家戦略特別区域会議に出席し、「海外大学卒業外国人留学生の就職活動継続に係る在留資格に関する特例」に関する区域計画(案)の会議を実施していた。

これらの会議の結果を踏まえて、愛知県では2020年9月14日の国家戦略特別区域諮問会議において認定された「愛知県国家戦略特別区域 区域計画」に基づき、「海外大学卒業外国人留学生の就職活動支援事業」を実施する。この「愛知県国家戦略特別区域・海外大学卒業外国人留学生就職活動支援事業」の目的は、海外の大学又は大学院を卒業又は修了した外国人留学生の日本企業への就職を促進し、もって地域における産業の国際競争力の強化及び国際的な経済活動拠点の形成を図ることである。具体的には、一定の要件を満たす外国人留学生について、卒業等後から最大1年間に限り、就職活動継続のための在留資格「特定活動」を特例的に認めるものである。

外国人留学生の要件は、「海外の大学等を卒業等し、学士以上の学位を取得していること」「在籍していた日本語教育機関における授業の出席状況が良好であること」「就職活動を継続するための適切な経費支弁能力を有していること」「日本語教育機関に在籍している期間中から、日本企業への就職活動を行っていること」「卒業等後も県内を生活拠点とし、在籍していた日本語教育機関と定期的に面談を行い、就職活動の進捗状況を報告するとともに、県等が実施する留学生の就職支援事業に関する情報提供を受けること」「日本語教育機関を卒業等後も就職活動を継続することに関し、卒業等した日本語教育機関から推薦状を取得していること」となっている。

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