G20はフード・サプライチェーン維持で協力

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新型コロナウイルス感染症に関するG20農業大臣臨時テレビ会議が、4月21日に開催された。

この会議は、新型コロナウイルス感染症による食料安全保障などの諸課題への対応について議論を行うため、テレビ会議形式で実施されたものである。出席した国は、G20であるサウジアラビア、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、カナダ、フランス、ドイツ、インド、インドネシア、イタリア、メキシコ、ロシア、トルコ、中国、欧州連合(EU)、韓国、南アフリカ、英国、米国、日本となる。また、招待国として、スペイン、シンガポール、ヨルダン、ルワンダ、スイス、アラブ首長国連邦(UAE)、ベトナムも参加した。

開催された会議で、日本の江藤農林水産大臣からは、国の基である農業を守るとともに、国民の生活の基盤である食を守る観点から、新型コロナウイルス感染症の蔓延が食料安全保障に影響を及ぼすことがないよう、『農産物の生産と流通の流れを遮断しないよう、各国が協調して対応すること』『新型コロナウイルス感染症対策を理由に不必要な輸出入規制は厳に行わないこと』『農業生産を継続させるため、必要な労働力や生産資材等の供給を確保する必要があること』『食料の需給状況についての適時適切な情報提供が重要であること』などを発言した。会議の成果として、「新型コロナウイルス感染症に関するG20農業大臣声明」が採択された。

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