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東京の品川区では独自の「グローバル給食事業」を実施しており、この事業の一環として、タイ大使館と区立旗台小学校において交流イベントを実施したことを品川区および在日本のタイ大使館は発表した。
東京都の品川区では、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、区内の大使館と連携し「食」を通じて異文化交流を行う独自の「グローバル給食事業」を2015年の今年から進めており、今年はモデルケースとして区立旗台小学校が選ばれた。具体的な事業内容として、給食の献立に世界各国の料理を採り入れる事も目的としている。品川区では、都心に近く各国の大使館が近いという利点を生かして、この事業が立ちあげられた。初年度の今年は、当初予算として16万6千円を見積もっている。
今回の交流イベントでは、7月6日に在東京タイ王国大使館のパカワット・タンサクン公使を始めとした職員が区立小山台小学校に訪れ、6年生48人と交流を実施した。このイベントでは、大使館職員に日本の学校給食を体験して貰い、児童達からは大使館職員に英語で様々な質問が行われた。タイ大使館職員からは、タイに対する理解を深めてもらうために、タイ語の辞典やDVD、タイのお菓子などが校長先生に渡された。
区立小山台小学校では、今後もタイに関する学習や、タイのメニューを給食の献立に取り入れるなど、諸外国の人々や文化に対する理解を深め、食をつうじて世界の人々と協働していこうとする心性の基盤を育んでいく方針である。
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