
ラオスではアセアンで名目GDPが一番低い(約108億USドル:2013年)国であることもあり、政府は教育分野へ十分な予算を割り振ることが出来ずにいた。そのため、経済成長を行う人材が育っておらず、経済成長が遅れるという悪循環が発生していた。この状況を改善させるため、中国政府はラオスへの教育支援の一環として、ラオス国立大学で学んでいる恵まれない学生に向けて奨学金を提供することを決定し、この奨学金の引き渡し式典を先週に実施したことをラオスの地元メディアが報じた。 続きを読む
日本は今年でカンボジアと友好条約署名60周年を迎え、ラオスと外交関係樹立60周年を迎える。この両国との関係を更に深めるために、日本の中根一幸外務大臣政務官が1月12日から17日の日程でカンボジアおよびラオスへ訪問する予定であることを日本の外務省は発表した。 続きを読む
マレーシアの北東部で近年で最大の洪水被害が発生しており、ナジブ・ラザク(Najib Razak)首相は現地の視察を先月に実施していた。ナジブ首相は、この際に大腸菌に感染したため、現在は自宅で療養していることをツイッターなどで発表している。洪水被害が発生した現地では、衛生環境が整っていないため、大腸菌の流行の恐れが出てきている。大腸菌の大半は無害であるが、一部の菌は下痢や腹痛等の症状を引き起こし死亡に至らすものもある。 続きを読む
日本政府は政府開発援助(Official Development Assistance)を積極的に実施しており、2013年は22,732百万ドル(支出総額ベース)の援助を実施しており、アセアン地域へのODAも実施している。ラオスの計画投資省が地元メディアの取材に答えるかたちで、ラオスへのODAは近年では日本がトップであり続けていると回答している。 続きを読む
アセアン各国では経済発展により工業化が進み、伝統的に使用していた工芸品および衣服などが、安価に大量生産可能な海外の製品に取って代わられている。各国では伝統工芸品の復興を支援しているが、コストの面から勝てない事もあり衰退の一途をたどっている。これらの伝統工芸品の支援も兼ねて、グッドデザイン賞の制度を運営・認定している日本デザイン振興会は、海外事業連携の一環としてアセアンなどのタイ、ラオス、カンボジア、ベトナム、シンガポール、ミャンマー、インドから伝統工芸品などの合計57件をグッドデザイン賞に認定したことを発表している。 続きを読む