ベトナムとインドは中国を念頭に経済・軍事連携を強化

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画像提供:ベトナム政府
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ベトナム政府は、グエン・ティ・キム・ガン国会議長がインド国会からの招聘を受けてインドへ公式訪問を実施し、両国は中国を念頭に置き経済・軍事などにおける連携を促進していく事に合意した事を発表した。

ベトナム政府の発表によると、ベトナムとインドには伝統的な友好関係があり、1950年代からは両国は友好関係の構築を積極的に実施していた。2007年からは両国の関係が戦略的パートナーシップとなり、2014年にはベトナムのグエン・タン・ズン首相がインドへの公式訪問、今年の9月にはインドのモディ首相がベトナムへの公式訪問を実施していた。両国は2020年までに、両国間の貿易取り扱い額を150億ドルとするという目標を設定しており、インドはベトナムへの投資を積極的に実施している。

インドに訪問したグエン・ティ・キム・ガン国会議長は、インドの政府高官達との会談を実施し、幅広い分野における両国間の交流を促進するための協議を実施した。インド政府側からは、中国政府とベトナム政府等が争っている南シナ海問題においては、ベトナム政府の立場を支持するとの意見も述べられた。また、政治・経済・軍事分野だけでなく、両国間の交流を幅広く実施するため、教育・文化・考古学・原子力などの分野における交流も促進していく事で合意した。

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