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ベトナム政府は、新首相に就任したグエン・スアン・フック首相が、三井住友銀行(SMBC)のアジア太平洋地域担当と会談を実施した事を発表した。
ベトナム政府では1月の党大会・党選挙の結果を受けて4月に新政権が発足し、新政権では従来の親日の方針を継続する事を表明しており、ベトナムの新首相の初めての会談相手には日本を選んでいた。ベトナム政府では日本との経済的な面からも関係を強化するため、ベトナム政府高官による会談は政府関係者のみならず民間企業とも積極的に実施している。
今回実施された会談の際にフック首相からは、三井住友銀行が今までにベトナムで実施してきた事業を高く評価する旨が伝えられ、今後もベトナム国内における投資活動などを継続しベトナムの経済発展に貢献して欲しい旨が述べられた。また、三井住友銀行などの日本企業がベトナムにおいて事業を行う際に、投資条件を他国よりも有利にする方針であることが伝えられた。
三井住友銀行側からは、フック首相が新首相に選出された事への祝福の言葉を伝えるとともに、今後も三井住友銀行グループでは、ハノイとホーチミンを軸としてベトナムにおける事業を拡大していく方針である事が伝えられた。