このページの所要時間: 約 1分0秒
日本の小泉農林水産大臣とベトナムのタン農業・環境大臣は、第6回目となる日越農業協力対話のハイレベル会合を9月4日に開催したことを発表した。
日越農業協力対話ハイレベル会合では、日越間の農林水産分野における協力の進展と今後の方向性などについて意見交換が行われるとともに、両大臣により「日越農業協力中長期ビジョン(フェーズ3)」が承認された。フェーズ3では、フェーズ2までの取組の継続的な実施に加え、新たな取組として、日ASEANみどり協力プランに基づく取組、輸出支援プラットフォームの活動強化・充実を推進することとしている。また、タン大臣からは、ウナギ属のCITES附属書2への掲載は不要との日本の立場を支持する旨を、加えて、日本産のフグの輸出解禁についても前向きな対応をするとの返答があった。
なお、同日には、日越農業協力対話官民フォーラムも開催された。フォーラムでは、両国大臣の立ち合いの下、本フォーラムのテーマに資する日越民間企業等による覚書12件の発表が行われた。その後、日越両国政府、民間企業による持続可能な農業・食料システムの構築に関する取組のプレゼン、意見交換などが実施された。