古川国交副大臣がベトナム出張、ベトナムの工事費の未払いにトップクレーム

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国土交通省は、古川国土交通副大臣がベトナム出張し、円借款事業のホーチミン市都市鉄道1号線のグランドオープニングセレモニーに出席したことを発表した。

国土交通省の鉄道局国際課によると、古川康国土交通副大臣は、3月9日、円借款事業「ホーチミン市都市鉄道建設事業(ベンタイン-スオイティエン間(1号線)」により整備されたホーチミン市都市鉄道1号線が完成されたことにともない、『グランドオープニングセレモニーへの出席』『ホーチミン市人民委員会委員長主催の会談』『グランドパーク都市開発事業の視察』を実施した。

『グランドオープニングセレモニーへの出席』では、セレモニーで祝辞を述べ、ホーチミン市都市鉄道1号線の試乗を実施した。

『ホーチミン市人民委員会委員長主催の会談』では、ベトナム側からグエン・ミン・ヴー外務省筆頭次官、グエン・ヴァン・ドゥオック・ホーチミン市人民委員会委員長、日本側から古川国交副大臣、宮路拓馬外務副大臣、伊藤直樹駐ベトナム特命全権大使、宮崎桂JICA副理事長などが出席し、ホーチミン市都市鉄道1号線における未払い問題についてのトップクレームなどを実施した。

『グランドパーク都市開発事業の視察』では、日本企業や日本の官民インフラファンドである(株)海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)が出資し、日本の都市開発の知見やノウハウを活用して、住居、ショッピングモール、公園、病院などを一体で開発したグランドパーク地区を視察した。

なお、この事業では、工期延長や物価上昇などの理由で事業費が増加したため、ベトナム側からはこの費用の一部の支払いが行われておらず、日本側からみた場合には未払金が発生している状況となっている。

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