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日・ベトナム経済連携協定(EPA)に基づく、第11陣となるベトナム人看護師・介護福祉士候補者の募集が開始された。
日本政府は、日・ベトナム経済連携協定(EPA)に基づき、ベトナム政府の協力のもと、日本の看護師・介護福祉士の国家資格の取得を目指して日本で働くベトナム人看護師・介護福祉士候補者を毎年受け入れており、今までに合計1,696人のベトナム人候補者が訪日している。
今回は、第11陣となる看護師・介護福祉士候補者の募集が開始された。主な応募要件は、「看護の短期大学又は大学を卒業した方」「35歳以下の方」となる。予定しているスケジュールは、2022年11月:候補者選考、2022年12月~2023年12月:ハノイにて1年間の訪日前日本語研修、2023年12月、2024年2月、3月:受入施設とのマッチング、2024年5月末:日本に向けて出国となる。
プログラム参加者の待遇は、「このプログラムの参加者は日ベトナム両政府に全面的にサポートされ、1年間の訪日前日本語研修の受講料、宿泊及び食事代は無料であることに加えて、研修中は生活費として日額8.5ドルが支給」「日本への渡航費用は原則として日本政府が負担」「候補者は、日本に来てから2か月間の研修がサポート」「日本で勉強し、働いている間、日本の国家試験受験がサポート」「候補者は、日本の国家試験に合格した後、日本で長期勤務する機会がある」となる。
なお、日本での賃金の相場は、看護師候補者は16~18万円、介護福祉士候補者は18~19万円となる。