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ベトナム政府は、韓国企業であるロッテグループに対して、ベトナムと韓国間の関係強化に取り組むよう要請した。
ベトナムのグエン・スアン・フック国家主席は、ベトナムを訪問中の韓国のロッテグループの辛東彬(シン・ドンビン)会長と国家主席府で8月31日に会見を実施した。フック主席は、ロッテグループの今までのベトナムへの投資とベトナムとの関係強化の取り組みを高く評価するとともに、今後もベトナムと韓国との関係の強化に取り組むよう提案した。また、フック主席はロッテグループに対し、ベトナムと韓国との外交関係樹立30周年を記念する活動を支援するよう提案した。韓国ロッテのシン会長からは、ロッテグループはハノイで大規模なショッピングセンターなどの複数の投資プロジェクトを実施する計画があるとの旨を明らかにした。
ベトナム共産党の発表によると、大韓民国のロッテホールディングス株式会社は、ホーチミン市でエコ・スマートシティの起工式を9月2日に実施した。この起工式でロッテグループのシン会長は、今後もベトナムにおける投資を拡大していく方針であることを述べた。