このページの所要時間: 約 1分0秒
在ベトナム日本大使館は、第6陣となるベトナム人看護師・介護福祉士候補者たちが5月末に日本へ出発したことを発表した。
日本政府とベトナム政府は、日・ベトナム経済連携協定に基づいて、ベトナム人の看護師・介護福祉士候補者の受入れを実施している。今年は第6陣となる看護師候補者41人と介護福祉士候補者176人の合計217人の受入れが行われることとなった。
これらの候補者は、訪日前に1年間の日本語研修を受講し、日常的な場面で使われる日本語をある程度理解することができる水準である日本語能力試験のN3以上を取得している。これらの候補者を壮行するため、5月28日にはベトナム現地で候補者の壮行会が開催された。この壮行会には、ベトナム労働・傷病兵・社会省の副局長や日本大使館の書記官などが参加し、健康を大事にすることや法令遵守などの注意事項や今までの努力の成果をたたえ、日本での活躍を期待する旨の激励が行われた。
第6陣となる候補者たちは、30日深夜にベトナムのノイバイ空港から日本に向けて旅立った。候補者は、全国の受入れ病院・施設で就労しながら、看護師・介護福祉士の国家試験の合格を目指すこととなる。