ベトナム・スリランカ等で自由で開かれたインド太平洋戦略に協力呼掛け

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画像提供:外務省
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中根一幸外務副大臣は、ベトナム、スリランカ、パキスタン・イスラムに8月27日から9月1日までの日程で訪問した。

ベトナムでは、インド財団等主催「インド洋会議2018」に出席し、日本政府が掲げる「自由で開かれたインド太平洋戦略」の意義・重要性を説明した。また、トゥオン共産党中央宣教委員長、タン・ホーチミン国家政治学院院長、クアン共産党中央対外委員長とも個別に会談した。これらの会談では、両国間の「広範な戦略的パートナーシップ」を更に発展させるために経済協力分野を中心とする二国間関係や、北朝鮮問題・南シナ海問題などの地域・国際情勢に関して意見交換を実施した。

スリランカでは、ウィクラマシンハ首相へ表敬訪問し、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて海上安保分野を中心とした協力をより進め、経済案件でも引き続き協力を促進していくことで合意した。また、コロンボ港東コンテナターミナルにて開催された、無償資金協力でスリランカ沿岸警備庁に供与する巡視艇の引渡し式に出席した。中根副大臣は式典で、巡視艇の供与がスリランカ沿岸警備庁の海難救助や海上法執行や海洋環境保全の能力向上に資することを確信しており、自由で開かれ安定かつ繁栄したインド洋の実現のために協力していきたいとの旨を述べた。

パキスタンでは、カーン首相、クレーシ外務大臣、ウマル財務大臣とそれぞれ個別に会談した。これらの会談では、日本とパキスタンの関係を更に強化していく事に合意し、経済問題・地域情勢等に関しての意見交換を実施した。また、パキスタン建国の父である初代パキスタン総督ムハンマド・アリー・ジンナーの廟にて献花を行った。

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