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在ベトナム日本大使館は、近年のベトナムでは在留邦人や旅行者によるパスポートの紛失事案や盗難事案が発生しているため、パスポートの保管と管理には十分に気を付けるように呼び掛けている。
在ベトナム日本大使館の発表によると、パスポートの紛失や盗難が発生している場面は、空港でのチェックイン後やタクシー乗車後に置き忘れたり、フードコートやホテルのビュッフェ会場でバックを座席に置いたまま目を離し置き引き被害に遭うケースとなる。また、首都ハノイや最大商都のホーチミンなどでは、ナイトマーケットなどを訪問している際にスリに合うケースも増加している。
パスポートは、日本政府が他国政府に対して所持者が日本国民であることを証明する公文書である事から、紛失した際には海外からの出国や国内線への搭乗も行えないなどの不都合が発生する事となる。そのため、パスポートを紛失した際には、最寄りの日本大使館・領事館に相談し、「帰国のための渡航書」を発行して貰うか、パスポートの再発行の手続きを行う必要がある。