パナソニックがタイでエアコンを現地生産開始

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日本の電機メーカーであるパナソニック株式会社は、アジア地域における更なるエアコン市場を獲得するために、タイにおいて現地生産を開始した事を発表した。

アジア地域では経済成長が続いており、エアコン市場も拡大している。パナソニックのエアコン事業では、マレーシアにある主力工場(パナソニック アプライアンスエアコン マレーシア株式会社)を中心として各地で製造し、ベトナムなどのアジア地域全域に販売していた。このアジア地域のエアコン事業を強化し、タイにおけるエアコン市場の更なる獲得を目指して、タイで現地生産を実施する事を決定した。また、マレーシア工場においても、生産能力を増強する。

タイでのエアコン製造・販売は現地会社「パナソニック アプライアンス冷機デバイス タイ(Panasonic Appliances Refrigeration Devices. (Thailand))」を通じて実施される。この会社の既存の建屋を活用し、今年の1月から既に製造を開始している。2017年は約50万台程度の生産を予定しているが、今後の需要拡大によっては更なる生産規模の拡大を実施していく。

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