自衛隊がタイで開催される多国間共同訓練に参加

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画像提供:防衛省(昨年のコブラ・ゴールド16の様子)
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日本の自衛隊は、アメリカとタイが主体となり実施する「多国間共同訓練コブラ・ゴールド17」に参加する事を発表した。

この共同訓練は1982年から開始されたものであり、毎年開催されているものである。タイ政府としては、アメリカ政府と共同軍事訓練を行う貴重な訓練であったが、タイで軍事クーデターが発生してからは、アメリカ軍からの参加人数が減少していた。しかしながらタイ政府からの呼びかけもあり、今年のアメリカ軍の参加人数は昨年よりも増加し司令官も参加する事が決まっている。アメリカ政府が、南シナ海問題で強硬的な開発を進める中国政府へ対抗する意味合いもあり、タイ政府との防衛交流を重要視したためである。

今年の共同訓練には、タイ・米国・インドネシア・シンガポール・マレーシア・インド・日本・中国・韓国が参加し、1月24日から2月24日の期間実施される。日本の自衛隊からは、約130人が参加する。参加する人は統合幕僚監部等から約20人、陸上自衛隊から約70人、海上自衛隊から約10人、航空自衛隊からは約30人となる。自衛隊が行う訓練は、指揮所演習・在外邦人等保護措置訓練・人道・民生支援活動(衛生)・人道・民生支援活動(建設)を予定している。

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