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パナソニック株式会社は、世界各地の小中学校を主に対象とした映像コンテスト「キッド・ウィットネス・ニュース(KWN)グローバルコンテスト2015」をシンガポールで8月26日に開催し、タイの作品がグランプリを受賞したことを発表した。
パナソニックでは、次世代育成支援活動の一環として、世界各地の小中学校を主な対象にビデオ機材を提供し、ビデオ制作を通じて子ども達の創造性や表現力を育成する教育支援プログラム「キッド・ウィットネス・ニュース(KWN)」を1989年からアメリカで実施している。これまでのKWNの活動では、累計で17万5千人以上、年間5千人の子ども達や先生が参加しており、今年のKWNには世界19の国と地域から553校が参加することとなった。今年はシンガポールが建国50周年を迎えることもあり、KWNが初めて東南アジアで開催されることとなった。
今年のKWNの表彰式には、最終審査に残った7校の代表が集まり、グランプリには、タイのモントフォートカレッジ校の作品「Blind’s Diary」が選ばた。最終ノミネート7校の作品は、ソーシャルネットワークを通じた交流と影響、震災について、地域や家族との交流などを取り上げていた。グランプリを受賞したタイの作品は、視覚障害の少女が一般的な学校に通いながら、他の生徒に負担をかける自身の気持ちを感じつつも学校生活を乗り越え、友人の支えの中で自分を受け入れ、学業を達成する姿を描いた、実話に基づくストーリーであった。