このページの所要時間: 約 1分1秒
日本政府の政策金融機関である株式会社国際協力銀行(JBIC)は、株式会社双立のタイにおける事業展開を支援するため、株式会社りそな銀行との協調融資を実施することを発表した。
株式会社双立は、1957年設立のアルミダイカスト製品の製造・販売事業を手掛ける中小企業であり、主に自動二輪車向けのフロントホイール、リアドラム、ハンドルホルダー等の重要保安部品の製造・販売を行っており、PFダイカスト法の技術を用いて強度の高い製品を製造している。2011年には、タイに「Soritsu (Thailand) Co., Ltd.」を設立し、長年日本で培ったダイカスト製造技術を生かし、当地の日系現地法人向けに自動二輪車や自動車向けの部品を製造・販売していた。
JBICは、東南アジア等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援するため、双立への融資を実施することを決定した。今回実施される融資は、株式会社りそな銀行との協調融資により実施するもので、協調融資総額は37,500千タイ・バーツとなる。融資される資金は、タイ現地法人がタイにおいて行うアルミダイカスト製品の製造・販売事業に使用される。