国際協力銀が三井化学のシンガポール法人に三井住友銀行等と協調融資

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株式会社国際協力銀行(JBIC)は、三井化学株式会社のシンガポール共和国法人MITSUI ELASTOMERS SINGAPORE PTE LTD(MELS)との間で、融資金額147百万米ドル(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結したことを発表した。

MELSが製造・販売するタフマーは、プラスチック樹脂素材として、柔軟性や軽量性といった特徴を持ち、自動車部品をはじめ、包装材料、スポーツ用品、特に近年ではクリーンエネルギー関連部品など幅広い分野で使用されている。また、脱炭素社会の実現に向けて、世界的にクリーンエネルギー導入への注目が集まる中、三井化学はこの需要拡大に対応するべく、MELSの生産能力増強を計画していた。

そのため、国際協力銀行は、三井化学の海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に寄与するため、融資を行うことを決定した。今回実施される融資は、株式会社三井住友銀行及び株式会社みずほ銀行との協調融資により実施されるものとなり、協調融資総額は245百万米ドル相当となる。

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