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日本の総合商社である伊藤忠商事株式会社は、シンガポールの「Berkeley Energy C&I Solutions(BECIS)」と共同で、タイにおける分散型電源事業を展開する合弁会社を設立した。
伊藤忠商事の見解によると、タイはASEANで最も早く民間企業同士の売電契約が解禁されており、気象条件も良く、また政府の再生可能エネルギー導入に対する意欲も高い事から、遊休スペースを活用する屋根置き太陽光発電設備の設置・普及が最も進んでいるとしている。
そのため、伊藤忠商事はシンガポールのBECISと共同で、タイにおける分散型電源事業を展開する合弁会社「BEIT Solar Co., Ltd」を設立した。事業内容は、タイにおける屋根置き太陽光事業の推進となる。今後は、合弁会社を通じて、伊藤忠商事が持つネットワークを活用し、BECISと共に、タイにおける需要家にむけて屋根置き太陽光発電設備をはじめとした、再生可能エネルギーソリューションの提案を加速していく。
なお、BECISは、今までにタイにおいて工場や商業施設の屋根に太陽光発電設備を初期投資費用ゼロで設置し、需要家に再生可能エネルギー由来の電力を提供する事業を行っており、累計約70MWの実績がある。