海上保安庁がフィリピン等に航空機派遣、海上保安の連携強化

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画像提供:海上保安庁
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日本の海上保安庁は、2月24日から3月2日の日程でフィリピン共和国とジブチ共和国に航空機を派遣し、政府関係機関等との間で海賊護送訓練や海賊対策等にかかる意見・情報交換を実施した事を発表した。

派遣された航空機と部隊等は、第三管区海上保安本部羽田航空基地所属のガルフ V「うみわし」となり、海上保安監・搭乗員・関係省庁職員等を含む合計19人となる。日本政府は、ソマリア沖やアデン湾において船舶を海賊から護衛する活動を実施しているため、定期的にジブチに航空機を派遣し各種訓練を実施している。今回の航空機派遣も、この訓練の一環として実施された。

一団は25日にジブチに到着し、26日に海賊護送訓練を実施した。海賊護送訓練では、海賊被疑者を護衛艦で拘束し、護衛艦から下船させ、現地沿岸警備隊の車両で空港へ移動し、空港に到着した後に海上保安庁の航空機で輸送する訓練などを実施した。27日に沿岸警備隊・国家治安庁・設備運輸省との意見交換を実施し、28日にジブチを出発した。3月1日にはフィリピンに到着し、沿岸警備隊と外務省との意見交換を実施し、2日にフィリピンを出発した。

海上保安庁は、今回の航空機派遣等を通じて各国の海上保安機関等との連携が更に強化される事を期待している。

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