フィリピンへ供与した2隻目の巡視船が就役

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画像提供:在フィリピン日本大使館
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日本政府はフィリピン政府に対して巡視船を供与する支援を実施しているが、供与した2隻目の巡視船が就役する事に伴い、就役式が開催された事を発表した。

日本政府では、フィリピンの海上警備能力を向上させる事等を目的として、フィリピン沿岸警備隊(PCG)に対しての支援を継続的に実施していた。2014年には、総額約12億円の無償資金協力「沿岸警備通信システム強化計画」を決定していた。また、南シナ海問題で中国政府と争うフィリピン政府を側面から支援するために、円借款「フィリピン沿岸警備隊海上安全対応能力強化計画」も実施しており、巡視船10隻の供与を進めていた。この10隻のうちに既に2隻が引き渡されており、2隻目「MALABRIGO(マラブリゴ)」が就役する事に伴い就役式が開催された。

就役式には、日本政府からは在フィリピン日本大使館の経済公使などが参加し、在フィリピン政府からは運輸省次官などが参加した。運輸省次官からは式典で深い感謝の意が述べられた。

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