日本はフィリピンで無償支援活動の普及を図る

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画像提供:在フィリピン日本大使館
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在フィリピン日本大使館は、フィリピンのNGO団体に対して、日本政府が実施している草の根・人間の安全保障無償資金協力事業を有効に利用して貰うためのプロモーション活動を実施したことを発表した。

日本政府では、政府開発援助(ODA) の一環として、草の根・人間の安全保障無償資金協力(草の根無償活動)を実施している。草の根無償活動は、開発途上国において人としての最低の経済・安全保障が守られる事を目的として、草の根レベルの住民に直接的に役に立つ事業を行う際に、必要となる資金を供与するものである。供与限度額は1,000万円以下となる。資金供与の対象となる団体は、現地で活動するNGO、地方公共団体、教育機関、医療機関等の非営利団体である。

在フィリピン日本大使館では、5月16日にメトロ・セブにおいて、フィリピンのNGO14団体に対して、草の根無償活動に関する説明会を実施した。この説明会では、日本政府が今までにフィリピン政府に対して草の根無償活動のスキームを通じて519のプロジェクト(総額約3千万ドル)を支援してきた事が紹介された。これらのプロジェクトでは、貧困に陥っている地域において保健・農業・教育・職業訓練等に係る支援を実施してきた事が紹介された。参加したフィリピンNGOからは、草の根無償活動の申請方法や申請条件等に関する質問が行われ、この事業を活用したいとの声が多く寄せられていた。

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