医療機器製造の中小企業のフィリピン進出をJBICが支援

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画像:JBICのHPより
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愛知県に本社を置き医療用カテーテルを中心に製造・販売している医療機器メーカーの株式会社東海メディカルプロダクツ(東海メディカル)のフィリピン進出を支援するため、JBIC(株式会社国際協力銀行)は株式会社三菱東京UFJ銀行との協調融資により、42.6万米ドルの融資(JBIC分)を実施することを発表した。

東海メディカルでは、今後はアセアンや北米・欧州などで医療機器の需要が増加することを背景に、2014年10月に生産拠点として地理的優位性のあるフィリピンに現地法人のTMPPI(TOKAI MEDICAL PRODUCTS PHILIPPINES INC.)を設立していた。東海メディカルの方針としては、この現地法人のTMPPIで現地生産を行うことで、海外販路の拡大や安定供給を予定していた。

JBIC(株式会社国際協力銀行)では、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するための「海外展開支援融資ファシリティ」を実施しており、今回の支援は日本政府の施策「健康・医療戦略(平成26年7月22日閣議決定)」にも合致するものでもあるため、東海メディカルのフィリピン進出を支援するための融資を実施することを決定した。今回の融資は、フィリピンの現地法人が、バタンガス州で行う医療機器の製造・販売事業を実施する事に使用される。

JBICでは、今後も中堅・中小企業による海外事業展開を支援するため、日本の公的金融機関として様々な方法により支援していく方針であることを表明している。

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