エスコ・アスターがシャインオン・バイオメディカルと、新規ファースト・イン・クラスのHLA-G標的エクソソーム薬物送達プラットフォームに関するエクソソーム臨床cGMP製造契約を締結

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シンガポール--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --JTCローンチパッド・シンガポールに拠点を置く垂直統合型の細胞・細胞由来製品CRDMO(受託研究開発製造機関)であるエスコ・アスターは、シャインオン・バイオメディカルのHLA-G標的エクソソーム・プログラムに対するCMC製造支援を発表しました。シャインオン・バイオメディカルは2023年、エスコ・アスターの細胞株プラットフォームを用いた高収率エクソソーム開発を始めとして、cGMPサービス提供のため、エスコ・アスターの支援を実施しました。プロセス開発、分析開発、製剤開発、エクソソーム薬物負荷、GMPエンジニアリング・ラン、安定性試験に関する技術報告書は、シャインオンのIND(新薬臨床試験開始)申請を支援するものでした。当該INDは2025年第1四半期に米国FDAより承認を得ています。



さらに、エスコ・アスターはシャインオンの指示に基づき、探索的エクソソーム搭載実現可能性試験の技術サービスを提供しています。シャインオン・バイオメディカルはエクソソームベースの薬物送達における新興イノベーターです。

シャインオンの独自製品であるHLA-G標的エクソソーム薬物送達キャリア「SOB100」は、米国FDAのIND審査を通過して現在第I相試験が進行中で、これにより、同製品は医薬品開発におけるファースト・イン・クラスのポテンシャルを有するHLA-G標的エクソソーム・プラットフォームとして位置づけられています。

シャインオン・バイオメディカルのジェネラル・マネージャー、Hung-Che Chiang氏の声明

「前臨床試験では有望な生体内分布特性が確認されており、低分子・核酸・タンパク質ベースのペイロードにおける一層の探索を支持するものとなっています」

並行して、エスコ・アスターは中国医薬大学付属病院において、将来的にシングルユースcGMPワークフローを評価する可能性を支援するため、Mitosis™エンタープライズ・ソリューションを提供しています。

エスコ・アスターはこの協業により、シンガポール初の完全自社開発CRDMOとして、細胞株創出から特許取得の3D Tide Motion™バイオリアクターを用いたGMP製造に至る、エンド・ツー・エンド設計のがんエクソソーム開発を提供する体制を強化します。本技術は1回の運転で複数回の培養上清回収を可能とすることで、製造コスト削減を実現します。また、エスコ・アスターはASEANにおいて、非G12C型KRAS変異非小細胞肺がん(NSCLC)を標的としたT細胞活性化プラットフォームを含む、自家細胞療法プログラムの共同開発を行っています。

エスコ・アスターは、南アジア、ASEAN、オセアニア(人口約26億人、GDP約10.5兆米ドル規模の地域)において、バイオ製造のスケールアップ、市場アクセス、商業化を通じ、アジア太平洋地域のイノベーターを支援しています。また、医療センターおよび臨床研究者からなるネットワークの支援を受け、特に研究開発インセンティブによりコスト削減が図られるオーストラリアにおいて、IITおよびFIM研究を促進しています。エスコ・アスターは「ワン・ヘルスに向けたワン・ワールド・バイオソリューションズ」というビジョンを推進し、低コストのGMP下での高収量を実現することで、シンガポールおよびアジアのバイオエコノミー強化に尽力しています。

© 2025 エスコ・アスター(Pte. Ltd.)およびシャインオン・バイオメディカル(Co., Ltd.)。無断複写・転載を禁じます。

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Esco Aster Pte. Ltd.
mail@escoaster.com
Website: https://escoaster.com/

Shine-On Biomedical Co., Ltd.
service@shineon-bio.com
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