帰国したフィリピン人看護師・介護福祉士候補者向けの就職説明会を実施

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画像提供:在フィリピン日本国大使館(昨年の11月に実施された候補者向けの訪日前日本語研修の様子)
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日本は2009年から日・フィリピン経済連携協定(JPEPA)に基づき、フィリピン人看護師・介護福祉士候補者達の受入れを実施しているが、日本滞在期間中に国家試験に合格出来なかったため、約400人がフィリピンに帰国している。在フィリピン日本国大使館は、この帰国したフィリピン人の看護師候補者および介護福祉士候補者達を対象とした就職説明会をフィリピンの現地で8月28日(金)に開催する予定であることを発表した。

この制度で来日したフィリピン人の看護師・介護福祉士候補者達は、日本語での基本的な日常会話が可能であり、更に日本滞在中に医療機関などにおいて医療技術の習得を行っており、日本への理解が深い人材である。在フィリピン日本国大使館では、これらの帰国者達が日本滞在中に習得した能力や経験を生かし、日本とフィリピンと関係を強化する人材として活躍することを願っているため、現地の日系企業や医療機関等とともに、年に1回就職説明会を実施している。

今年の就職説明会は、8月28日にマニラ首都圏のタギッグ市のアスコット・ボニファシオグローバルシティ・ホテルで実施される予定である。昨年の就職説明会では、フィリピンに帰国した者から約50名が参加した。企業側は、日系企業を中心として様々な業種から26社が参加しており、実際に企業内看護師・通訳・事務職員などの職種で採用となったケースもあった。

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