NECがフィリピンの警察に自動指紋認証システムを提供

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画像:フィリピン国家警察のHP
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フィリピン国家警察(PNP)は、2030年に向けて信頼ある警察組織の確立を目指す「PNP Patrol Plan Vision」構想を掲げており、犯罪捜査能力の向上などを図るための様々な施策を実施している。この施策の一環として、日本電気株式会社(NEC)の海外現地法人であるNECフィリピンは、フィリピン国家警察に自動指紋認証システムを提供したことを7月22日に発表した。

導入される新しい自動指紋認証システムは、事前にデータベースに登録してある犯罪者の指紋画像と、犯罪現場に残された遺留指紋(物体を触った時に残る指紋の跡)の照合を行うものである。今回のシステムでは、NECがフィリピン国家警察に収めた従来のシステムと比べて、約3倍のスピードでの指紋画像の検索・照合を実現している。また、指紋画像を保存するデータベースの容量を従来の5倍に拡大した。

NECグループは、今後も「2015中期経営計画」のもと、安全・安心・効率・公平という社会価値を提供する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進し、先進のICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していく方針であることを表明している。

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