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大村知事の愛知県は、中国とフィリピンに渡航する事業を県職員のみで実施せずに、わざわざ外部委託するとともに、この事業の詳細を外部に公開せずに2,438万円を投入する方針であることが明らかになった。
愛知県では、「2025年度中国・フィリピン渡航に係る行程支援業務」の企画提案の募集を開始した。この業務の目的は、中国の北京市・天津市・江蘇省とフィリピンへ渡航し、愛知県と中国・フィリピンの政府機関等との一層の関係強化を図るものとなる。委託金額限度額は、24,381,374円となる。
選定方法は、設置する「2025 年度中国・フィリピン渡航に係る行程支援業務受託者選定委員会」において、期限までに提出された企画提案応募書により、最も優れた応募者を受託候補者として選定する。その後、受託候補者と契約に向けた調整や手続等を経た上で、随意契約を締結する。選定基準は、別に定める審査基準に基づき、応募者の能力の各面から総合的に評価する。なお、選定委員会は非公開とし、審査の経過など審査に関する問い合わせには一切応じないものとする。また、異議申し立ても一切認めないものとする。
また、通常では公開されるべきである、提案する際に必要となる詳細資料は、説明会に参加した者のみに公開されるとともに、外部に公表することを一切許しておらず、非常に不透明な形式の選定で2,438万円が投入されることとなる。