日本の統合幕僚副長とフィリピンの国軍司令部幕僚長が会談

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画像提供:防衛省
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日本政府とフィリピン政府は、日フィリピン二国間会談を9月27日に開催した。

この会談は、フィリピンのマニラで開催された国際装備展示会「Asian Defense and Security Exhibition (ADAS2024)」への参加に合わせて開催された。日本からは南雲統合幕僚副長が、フィリピン共和国からは軍司令部幕僚長 ガーラン海兵隊中将が参加した。

会談では、両者は、現在の国際情勢について認識を共有した上で、自由で開かれたインド太平洋を支えるための地域及び国際的協力を強化する重要性について一致した。特に、海上協同活動(MCA)を始めとした共同訓練、戦略的コミュニ―ケーションの強化などにおいて、両国間・多国間でより一層緊密に連携していくことで一致した。

防衛省の見解によると、フィリピンは、南シナ海やルソン海峡といった日本にとって重要なシーレーンの要衝を占める、戦略的に重要な地域に位置する国であるとして、自衛隊のフィリピン軍との連携及び同国の沿岸監視能力や海洋状況把握(MDA)を強化することは、これらのシーレーンの安全を確保し、日本及び地域全体の平和と繁栄を実現する上において、大きな意義を持つとしている。

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