丸紅がフィリピンのモバイルレンディング事業へ出資参画

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総合商社である丸紅株式会社は、フィリピンでモバイルレンディング事業(モバイルアプリを活用した金融サービス)を行うAFC社に、オートモビリティ企業のプレミアグループ株式会社と共同で出資参画したことを発表した。

丸紅の見解によると、1億人超の人口を擁するフィリピンは、平均年齢が若いことに加え、中間所得層も増加傾向にあり、今後アセアンの中でも高い経済成長率が期待されているが、中間層の消費需要拡大が見込まれる一方で、銀行借入やクレジットカードなどの金融サービスへアクセス可能な個人は、未だ限られているとしている。

そのため、丸紅は、フィリピンAFC社が、AIを活用した与信判断システムを通じ、従来金融サービスの利用が困難であった顧客層に対し、ニーズに適した無担保融資を提供していたことから、AFC社に出資参画することを決定した。この出資により、AFC社の最大株主は丸紅およびプレミア社となり、AFC社は丸紅が2020年12月に出資したフィンテック企業AND Global社の子会社から、丸紅・プレミア社両社の持分法適用会社になる。

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