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防衛省・自衛隊は、フィリピンに対して艦船整備に関する能力構築支援事業を実施したことを発表した。
防衛省・自衛隊では、インド太平洋地域の各国などと能力構築支援事業を実施することにより、相手国軍隊などが国際の平和及び地域の安定のための役割を適切に果たすことを促進し、日本にとって望ましい安全保障環境を創出することとしている。
今回は、フィリピン海軍の艦船整備能力向上の支援を通じて、フィリピン海軍の安定した艦船運用を実現し、FOIPの促進に貢献するため、フィリピンに対する能力構築支援事業が2月26日から3月13日にかけて実施された。
今回の支援では、フィリピン海軍関係者に対し艦船整備に関して、海上自衛隊第2術科学校にて実機及びシミュレータを用いたガスタービンの整備実習や意見交換の他、「いずも」、「やまぎり」への乗艦研修を実施した。