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フィリピン政府は、ミンダナオ鉄道プロジェクトへの投資相手国に、中国が除外され、その代わりに米国からの投資が行われる可能性があることを明らかにした。
米国のホセ・マヌエル・ロムアルデス駐米大使は、雑誌のコラムなどにて「アメリカ政府は、ミンダナオ鉄道プロジェクトに支援を申し入れています。開発途上国の雇用創出と経済成長促進を支援するインフラや開発プロジェクトに投資する米国国際開発金融公社(DFC)からの融資となる可能性があります。アメリカとしては、10億ドル以上の投資を検討しています。なお、ミンダナオ鉄道プロジェクトには、中国が資金提供する予定でしたが、フィリピンでは鉄道建設に対する中国の政府開発援助(ODA)資金提供を求めないことを決定しています」との旨を述べていた。
なお、フィリピンのハイメ・バウティスタ運輸大臣は、ミンダナオ鉄道プロジェクトにおける中国との交渉が進展していないため、中国からの投資を断念し、他国からの投資を検討していることを述べていた。