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フィリピン政府は、フィリピンの共産党の軍事幹部を襲撃事件と未成年者勧誘で刑事告発したことを発表した。
フィリピン国家警察犯罪捜査グループ(CIDG)などの発表によると、フィリピン共産党の軍事部門である(CPP-NPA-NDF)の創設者と複数の幹部に対して、西ビサヤと中央ミンダナオにおける事件と未成年の勧誘容疑の刑事告発を行ったことを発表した。また、共産党の反乱軍が農場株式会社に革命税の支払いを要求し、会社が支払いを拒否した際に農耕用トラクターを燃やした事件があるとしている。
18歳の者からは、若い時に地元の共産主義の反乱軍に勧誘されたとの訴えも行われている。この者は、幹部訓練を受け、フィリピン正規軍とフィリピン政府正規職員を攻撃し待ち伏せする方法を教えられ、訓練後にはAK-47が支給され小隊長に任命された。この者は、山岳地帯で、戦闘パトロールなどを行うように命じられたとしている。
フィリピン政府は、共産主義者たちが子供たちの心を蝕み、政府に対して武器を取るようにさせることを阻止するため、法的な対応も実施していくとの見解を示している。なお、フィリピン政府は、共産主義者は子供を利用するため甘い言葉をかけて近寄って来て、少年兵にするための勧誘を行うこともあるために注意するようにも呼び掛けている。