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フィリピンのデルフィン・ロレンザーナ国防大臣は、フィリピン軍の艦隊増強のため、韓国からUH-1H(ヒューイ)とMD500ヘリコプターを取得する計画があることを発表した。
フィリピン当局の発表によると、韓国のUH-1HとMD500ヘリコプターの調達プロジェクトは、まだ調査段階にあるとしており、調達するスケジュールや数量などの詳細は未定であるとしている。ロレンザーナ大臣は、新たに任命された韓国国防相の徐旭氏に祝辞を送る際に、これらの状況を表明した。
また、フィリピン軍(AFP)は、現在は軍隊の装備の近代化を図る『AFP近代化プログラム』を進めており、このプログラムに対してロドリゴ・ドゥテルテ大統領が率いる政権は、強力な支援をしていることに感謝の意を表明している。軍事資産は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のための取り組みにも活用されており、国民への食糧配布や国民の輸送などにも使用されたとしている。またあわせて、「装備の近代化を図るうえで政府の支援を受けるということは、人々を保護し、主権を維持し、領土を守るということにおいて、重要なことです」との旨の見解も示している。